1月20日 藤浪晋太郎投手がアスレティックスで入団会見。「緑」が似合います。「緑」は、新宿区、ハワイ大学マノア校のカラーでもあります。

 阪神タイガースの藤浪晋太郎選手がオークランド・アスレティックスと昨日契約を交わしました。1年契約で325万ドル、日本円で4億3875万円。加えて、出来高払いとして、上限約5億7375万円までアップがOKという破格の条件。藤浪投手には、大いに活躍してほしいです。

 この記者会見、英語でスピーチ、私は藤浪選手を見直しました。「コール・ミー・フジ」ですか。良いですね。富士山のようにだって。ユーモアがあってグッドです。昨日のスポーツニュースで、会見後の藤浪選手と司会者との会話が笑えました。司会者が「同級生の大谷翔平選手を全部三振に」とおねだりすると、藤浪選手は「全部敬遠する」と返事、通訳さんが「総てウオーク」というと、その場の雰囲気は最高!全ての人が大笑いです。藤浪選手、真っ向勝負ばかりと思っていたら、大阪人特有の「チェンジアップ・ジョーク」が抜群でした。アスレティックス関係者の心を見事に掴みました。

 私は、アスレティックスの本拠地、オークランドは大好きな土地です。そのチームカラーは「緑」。これが好きです。私がコーチをしていたハワイ大学のチームカラーと全く同じです。若い頃「Aの緑」のウインドブレーカーをよく来ていました。アスレティックスのウインドブレーカーです。着過ぎたせいか、今はありません。

 私は「緑」とは、結構「縁(えん)」があります。先ず、早稲田大学のある新宿区の色が「緑」です。したがって、昭和50年早稲田大学体育局に奉職し、12年後に人間科学部の所沢キャンパスに研究室を移転するまでは、自費出版の冊子の多くは「緑」。特に、早稲田大学ソフトボール同好会や部の記念誌は、その練習場が新宿キャンパスにあった関係上、「緑」です。

 日本ティーボール協会の事務所を成城学園から高田馬場に移転してから、この東村山に来るまでの8年間は、新宿区にあったためか、「緑」を大切にしていました。特徴的なのは、2016年2月29日第1版第1刷発行の吉村正著:「ティーボールのすべて」―DVDでよくわかる!野球・ソフトボールを初心者でも楽しめるようにしたゲーム―(ベースボールマガジン社)を出版した時、その技術書のカバーは、ご存じ「緑」でした。

 オアフ島にあるハワイ大学マノア(本校)で着ていたウインドブレーカーや野球帽は、当然のように「緑」です。本来ハワイ大学マノアのシンボルは「レインボー・虹」なのですが、その中でスクールカラーは「緑」が選ばれたのです。因みに、ハワイ大学ヒロ校は、火山のあるハワイ島にあるので、そのスクールカラーは「赤」です。同じハワイ大学でもスクールカラーは、異なるのです。

 話を、オークランド・アスレティックスに戻しましょう。オークランドは、サンフランシスコから見ると、反対側ある都市というイメージです。これを正確に説明すると、北にサクラメント(州都でスローピッチソフトボール協会の本部の一つがある所)、西にサンフランシスコ(おとぎの国のような街・UCバークレーがある所)。東にコースト山脈をへだててセントラル・バレーの各都市があります。

 この羨ましい環境で、藤浪投手は今年燃えます。あの剛速球、カットボール、スプリットがどれだけ通用するか、またまた楽しみです。最近の藤浪投手は、試合によって好不調の波があったように思われます。でも、藤浪投手! 心配ご無用。メジャーの選手の多くはバットブンブン振ってきます。力勝負が多いです。速いボールを見せて、スプリットを投げれば、面白いように、空振りを取れたり、打ち取れるのではないでしょうか。とても期待しています。

 昨日、一般社団法人大阪スポーツみどり財団の中にある「大阪市ティーボール連盟」から、大阪市ソフトボール協会、大阪市軟式野球協会、オリックス野球クラブ(株)、大阪市小学校体育連盟、大阪市教育委員会の5団体に挨拶に行きたい、ついては、冊子や資料をお送り願えないかという問い合わせが来ました。

 先程、その資料の箱詰めを終えました。明日、宅急便でお送りします。この連盟も、藤浪選手同様「みどり」&「大阪」で共通点があり、今後の発展がとても楽しみです。大阪の「みどり」が、輝きます。

 後1か月もすれば、山々の木々、葉っぱは「黄緑」。そして日に日に「緑」が濃くなって、梅雨時には「モス(濃い)グリーン」に、どの「緑」も美しいです。良いですね。冬は後1か月間か。それが過ぎると「緑のシーズン」。野球も開幕です。

 「緑」のカバーの「ティーボールのすべて」が輝きます。新宿区の「緑」が明るくなります。コロナも終息に近づきハワイ大学へ行きやすくなります。ワイキキでは、毎日のように7色の「レインボー」の中の「みどり」が見られます。

 その頃、オークランド・アスレティックスの藤浪投手は、オオタニさんや鈴木選手との勝負だけでなく、全米のメジャーの打者を相手に、大活躍する姿を観せてくれるでしょう。「緑」が濃くなるごとに、藤浪投手の投球が良くなる。これです。その頃は、英語も更に上手になられていることでしょう。

 今日は、昨日の藤浪選手の記者発表会を観てアスレティックスカラー「緑」で纏めてみた「理事長からのメッセージ」でした。