2月16日 昨日は「春一番」が吹きました。私の心はK先生にお会いして「春一番」。K先生!ありがとうございました。

 昨日は南から暖かい空気が日本各地に流れ込みました。東京都心で21.1度、そして春の訪れを告げる「春一番」も吹きました。夕方に吹いた風は本当に強かったです。この「春一番」は関東では昨年より14日早かったと伝えています。

私はこの日、東村山駅~西武新宿駅(高田馬場駅)を2往復しました。何年振りのことですか。万歩計は楽に1万歩を超えました。

 朝の西武新宿行きは、東京医科大学の近くで腹部のMRI撮影でした。その日の2日前、Tクリニックで担当医から、「この部分がエコーでは見えにくい。MRIを撮りましょう」と言われたためでした。結果がでるまでちょっと心配で・・・。

さてその結果は?この「理事長からのメッセージ」の最後に説明します。

 MRI撮影を受ける6時間前までは、水とお茶を頂く以外は、飲食禁止。2日前も同様でした。エコーで腹部を診てもらうために6時間飲食禁止。3日で2回も。しょうがないか、自分の健康管理をお医者さんが代わりにやってくださるのだから、と私の心の声。

 アポイントが10時30分、終わったのが11時30分。お腹が空いたので近くの「なか卯」に行こうと思ったら、そこは超満員。店先に弁当を出して売っています。「なか卯」の発祥地は京都だと聞いたことがありますが、大阪かも知れません。私はあの薄口醤油の出汁で、きつねうどんを食べるのが大好きです。故郷の味がするのです。お店に入れず残念、無念。

 結局、近くのコーヒーショップで、ホットドックとコーヒーMを注文、昨晩からお水を一杯飲んだだけだったので、美味しかったです。ホットドックを注文するといつも、あのアメリカの野球場とソフトボール場を思い出します。トマトケチャップと辛子をたっぷりつけ、大きな口を開けて食べるのです。自分の汗とこれらの味が混ざって、言うことが出来な程の味覚です。

 午後に一度、事務所へ戻りました。そして再び、4時10分の東村山発急行で高田馬場(新宿区)駅に向かいました。親友のK先生に会うためです。このK先生は、20年前ある有名病院の副院長先生兼某医科大学の教授でした。週刊誌にも日本の名医として紹介された先生。

 その先生のお父上が早稲田大学のOBであったということだけで、何の医療設備もない早稲田大学人間科学部に「教授」としてお越しくださったのでした。その上、ソフトボール部のチームドクターとして、多くの学生の治療や指導にご貢献を頂きました。先生のゼミの卒業生が十数名「医師」になっておられます。文系の大学として知られている早稲田大学では別格の指導をなされたのです。感謝してもしきれません。その先生がこの3月でご退職です。退職後はある大病院の責任あるポジションで医療活動をお続けになります。

K先生は、日本ティーボール協会においても「第17回日本ティーボールセミナー」では、「子どものスポーツ障害についての予防と治療」という題目で「基調講演」をして下さいました。これは、アジアティーボール協会設立のときに、韓国、台湾、中国から大学の先生方が大勢お見えになることが分かっており、この課題でご講演を頂いたのでした。

「子どものスポーツ障害」は世界共通だからです。

TTA中級・上級指導者認定講習会でも、講師レギュラーとして毎年東伏見の教場へ足を運んで下さり、「スポーツ医学」の講義。その内容の深さ、重さは正に別格。その後、駅近くの「お蕎麦屋さん」で一緒に昼食を摂るのがこれまた大きな楽しみでした。

また、2011年8月8日に翌年開催した「第14回全国小学生(3・4)年生ティーボール選手権大会兼東日本大震災復興支援ティーボール交流大会」にも、海部会長、王特別顧問、元巨人軍中畑さん初め男気のある方々と共に西武球場までお越しくださり、被災者の皆さんを激励くださいました。

昨晩は、そのK先生と一緒。この20年間のお礼をするためでした。

そこでK先生に私のMRIのことを聞くと、返事は簡単。「今ここで私と先生が一緒にいるということは、大丈夫ということ。もし悪ければ、ここにおられません。(即入院?)」

あっ!そうか。良かった。さすが名医中の名医。

本日の私の気分は、「春一番」。K先生!ありがとうございました。