4月6日「オオタニさん凄すぎ。新1年生入学おめでとう」

  今日は、東村山市の小学校では「入学式」です。私は、この市で18年間教育委員を務めました。入学式の日はいつも礼服で出席。新1年生に対して優しく、短くご挨拶。私の初めの挨拶の決まり文句は、「君たち可愛いね」からでした。そうすると、子ども達は、ニッコリと素晴らしい笑顔を返してくれるのです。

 10年前の今日4月6日、日本ハムファイターズのスカウト大渕さんが、早稲田大学ソフトボール部4年生大島匠君のプレーを所沢のグラウンドに初めて見に来てくれた日でもあります。その日から10か月後に、あのソフトボール選手が史上初めてのプロ野球の世界へ、入団が決まったのでした。大島の話は、またいつの日か経緯・真相を話ししましょう。

 今日は、この人「大谷さん!」で行きます。勿論、 ビッグ・フライ&グッドピッチの翔平さんです。この方も桁外れの大活躍。昨日の池江璃花子さん同様、我々に大きな喜びを運んでくれました。このコロナ禍で暗い日々を送っている多くの人達に対して、勇気と感動を与えてくれます。

 さて、昨日の彼は先発投手で2番打者。いわゆる二刀流。これは118年振りとのこと。DH制が採用されたのは20年ほど前。昨日はそのDH制をわざわざ解除しての二刀流。本人も凄いがそれを決断した監督も超立派。

 彼の昨日の成績は、初回先発投手として100マイル前後の速球、スライダー、スプリット、カーブ等で1番二ゴロ、2番空三振、3番四球、4番遊ゴロ。チェンジ。その裏2番打者として100マイルを超える打球の速さでホームラン。

 この成績、野球をやった者もやったことのない人も、めちゃくちゃの驚きのはずです。人間業じゃないです。野球界の怪物です。

 アメリカの新聞が大きく報道しただけでなく、ツイッターでもトップ10に入ったそうです。

「大谷は現在のベースボール界で特別な選手」、「大谷はMLBの本物の二刀流スターだ」と。これは新聞記事。

 また、日刊スポーツの記事の中に、次のような記事がありました。「あるアジア系米国人フアンは『アジア系へのヘイトクライムのニュースばかり流れる中、我々にこんな明るい話題が必要だった。ありがとう、ショウヘイ』と感謝の言葉をつづっていた。」と。これがツイッターの一つ。

 野球を超えて、世の中を明るくしてくれるショウヘイオオタニさん。

 「ワンダフル。パーフェクト。グレート。ファンタステック。サプライズ。ミラクル。エクサレント。ビウティフル。アンビリーバブル」兎に角凄いです。

 オオタニさんは、英語も随分上手になられたとか、どこかで聞きました。最近では、スペイン語も学習中でチームメートと仲良しが多いとか。これ立派過ぎます。

 以前、野球は、サッカーのように複雑な連係プレーはないから言葉はいらない、技術が上手ければいい。といったそんな変な常識、エックスキューズした主張がありました。これもノーサンキュウにしました。フロンティア精神の持ち主。英語、スペイン語がうまいに越したことはありません。アメリカ人、このタイプの人間好みます。全てが凄い大谷翔平さん。

 以上、50年年前にハワイを中心にアメリカで野球とソフトボールを350試合ほどプレーした人間の今の気持ちです。

 大谷翔平さんが、小学4年生の時、全国小学生ティーボール選手権大会(西武ドーム)に岩手県代表として出場されていれば最高でしたがねえ。出場されていれば自慢しまくりますけれどね。こればっかりはねえ。ティーボール関係の皆さん。

 4月6日。全国の小学生の皆さん、小学校ご入学おめでとうございます。3・4年生になったらティーボールやってね。そして、気持ちの上では、池江璃花子さん、大谷翔平さんに追いつけ、追い越せえ! 皆さんの将来が楽しみです。