7月20日「耐えて克つ」ー新しい朝が来るーの「まえがき(案)」です

 今日は、「理事長からのメッセージ」「耐えて克つ」の「まえがき」です。

 2020年3月に緊急事態宣言が発出されて以降、学校は一斉休校、3月の卒業式は中止、4月の入学式は延期、学校によっては中止、新型コロナ感染症の脅威にさらされて、授業も対面禁止でオンライン、学校行事が次々に中止、クラブ活動も一旦停止、インターハイもインカレも中止。一方、テレビを見ていると、ステイホーム、不要不急の外出はしないように。会社も出来るだけテレワークで、公共交通機関は利用しないように、出勤は週1、2回で、後は自宅で仕事。今まで経験したことのない多くの事が今尚続いています。日本ティーボール協会でも各地の講習会は中止か延期、全国小学生(3・4)年生ティボール選手権大会は昨年中止、よって地区大会も中止が多かったです。全くもって暗いです。だから本書のタイトルは「耐えて克つ」   

  さあ! ここで明るい話題を! 日本ティーボール協会から! ー新しい朝が来るー

 日本ティーボール協会も昨年3月終わりから、在宅勤務。そして8月25日に一大決心して、事務所を高田馬場から東村山へ移転。9月1日から日本ティーボール協会も「新しい様式」を採用。日本ティーボール協会をスタートした28年前からの大切な資料をクラウドに上げ、オフィス365を駆使して、今までとは全く違った事務所運営を余儀なくされました。でも、前を向いています。その中で前進・前進また前進です。

 その様な背景で、私は前に向かって、今何をするべきか、様々考えました。15年振りに何か書きたいな、この時期皆さんを明るくするために。でも私の身体はもつかな、75歳大丈夫かな、と疑心暗鬼でしたが、10月から初めは書く枚数が少なくてもいいから始めよう。決断しました。今体調はグッドです。前に向かっています。何か若返っています。それがこの「理事長からのメッセージ」です。

 内容は、その日その日によって異なりますが「とにかく明るい話題を」という思いです。先ずは、我々の仲間・同志の活躍の現状や思い出、最新の事務局からの明るい通信、私の野球・ソフトボール・ティーボールへの明るい思い、これらをまず楽しく1年は書いてみよう。本書は、その10月1日から3月30日までの6か月の間に書いたものです。現在も(後編として)書き続けています。日本ティーボール協会のホームページをご覧ください。楽しんで頂ければ幸いです。

 さて、今年の1月24日から2月9日までは、28年前に制定したティーボールのルールについて、教育的解説をいたしました。「日本式ティーボール」がどのような背景で誕生したのか、そのルールの中に日本独自の極めて重要な項目があることを知ってもらいたいと思ったからです。これは、先月皆様方へお送りいたしました。本書が親元となるものです。講習会等でぜひご使用ください。

 最後にこの機会です。手の内を明かしましょう。「理事長からのメッセージ」はどのような段階を踏んでホームページに掲載されているのか。先ず、私はその日思いつくままこの「理事長からのメッセージ」を書きます。書き終わると、監修と校閲をお願いしている吉永武史先生と事務局で社労士の資格を持つ手賀有紀子さんに送ります。そこでお二人から見事なご校閲、チェックを頂き、それをプロのホームページ作成者Yさんに送り、そしてアップ。これの繰り返し。この二人の先生からは、ホームページの重要性、また一方ではその怖さ等、様々教えて頂いています。私は電子系には超弱いのです。でも二人の協力で前を向いてトライしています。

 私はこれを書くまで「ワード」が何かを知りませんでした。今年の3月頃から学び、少しできるようになりました。大学教授生活41年で65冊の本を書きましたが、その全ては「手書き」でした。でも、今では「この新しい様式」について行くために「ワード」で書き続けています。ついでに、ガラケイで、電話しかできなかった私ですが、それで2年ほど前ショートメールもできるようになりました。それがなんと、先月「簡単スマホ」に変えたら何か随分若返った気分です。

 前へ、前へ、更に前へ!「耐えて克服」するのです。その先にはきっと素晴らしい光が見えてきます。だから、ー新しい朝が来るー。こんな感じでこの「理事長からのメッセージ」を書き続けます。この度、前半の6か月が纏まりました。ご一読頂き、仲間・同志等の活躍をご理解頂き、そこでちょっとした笑顔になっていただけると幸甚です。

     2021年8月14日                                

NPO法人 日本ティーボール協会 理事長 吉村正(早稲田大学名誉教授・ 中国煙台大学客員教授)