7月4日「大谷さん!オオタニさん!寝ても覚めても大谷さん ありがとうございます」

 今日もオオタニさんを書かないといけないでしょう。驚きの連続です。昨日の29号、30号はもう驚かないほどの凄さです。人間業ではないのは分かります。冷静に判断して、オールスター前に30本。それなら、オールスター後も30本と考えると通算60本、ベーブ・ルースの年間最多本塁打と同数となります。ベーブ・ルースの60本を超えてホームランを打ったのは、ロジャー・マリス、バリー・ボンズ、マーク・マクガイアぐらいですか。アメリカ中部地区にあったロジャー・マリスの殿堂に行きましたが、61本目のホームランボールと思われるボールと小さな記念品が商店街の角に飾ってあった記憶があります。ボンズとマクガイアは、薬物使用問題であまり表に出てきません。ベーブ・ルースを超えるのは本当に大変です。

 さて、今月の日刊スポーツの一面は、1,2,3,4日と全て大谷さんです。1日は「大谷が止まらない」3戦連発&2打席連続の1試合2発、27号、28号。まさに鉄人28号です。作者は横山光輝かな。古いことほど覚えている。この段階で月間13本のホームラン。松井秀喜と並びました。さあ!明日はリアル二刀流、場所はベースボールの聖地、ニューヨークヤンキースの本拠地、ヤンキースタジアム。揃いましたね。人、物、金。伝統、歴史、未来。

 さて、私は、明日の試合、大谷さんは、ヤンキースを相手にノーヒットノーランをしても驚かないと決めつけてました。それ程、大谷さんは、野球の常識を片っ端から打ち破っていますから。

 翌日、7月2日の見出し、「大谷 なんて日だ!」ですって。1番投手先発登板、1回途中41球KO降板,ワースト7失点。でも試合はエンゼルスが最終回に7点を取って11対8の逆転勝ち、大谷さんに黒星はつかず。私は、彼がノーヒットノーランするより不思議な感情、意外な嬉しさがこみあげてきました。皆さん、なぜか分かりますか。「オオタニさん!人間だー」怪物ではない。「私たちと一緒だー」です。これでまた、更に応援したくなりました。人間って、不思議ですね。私だけですかね。

 7月3日、今日の見出しは菊池雄星だろうと思ったら、何とまた「大谷」です。花巻東高校野球部の先輩が、ブルージェイズを相手に、7回1失点6勝目を挙げても、その内容が、5安打1失点という最高の出来栄えであっても、見出しは「大谷」。その内容は、エンゼルス大谷翔平「投手」の球宴スタメン出場が正式に決まった。ですって。「投手」ではなく」「DH」だろうと思ったのは、私の心の声。日本時間14日8時30分試合開始です。手帳に書いておかねば。確かその前日13日はホームラン競争がありますよね。13日と14日のその野球の時間帯に、私への連絡は「無し」でお願いします。「電話」取りません。居留守使います。4分間に何本ホームランを打つのかなあ、打撃投手は、ブルペン捕手の白人のコーチ格の人だと新聞報道。打ちやすいボールを大谷さんに投げるのですよね。楽しみです。日本は確か2分間ですが、大谷さん、無理して大腿四頭筋等を傷めないようにお願いします。翌日もありますから。

 そして今日の7月4日、2本塁打の後、あの最終回四球で出塁した後、二死になってからの二盗。二塁上でクロスプレー。「セーフ」。アウトになっていたら4番ウオルシュはどんな気分になったであろうか・・・。二死二塁ウオルシュの気持ちは、ワンヒット狙い、ジャストミートを心掛ける。これ打者の常識。そして、オリオールズの外野手は、前進守備、内野の間を抜けた打球は、全部バックホーム。二塁走者(大谷)を本塁に返すと負け、この場合外野の平凡なフライを打たれて自分の頭上を抜かれてもやむを得ない。ウオルシュはライトへの痛烈なライナーのヒット、これは三塁コーチは勿論本塁突入を命ずる。大谷の足が速い、速い、ライトの送球も捕手にストライク。本塁上でこれまたクロスプレー。間一髪、球審「セーフ」。素晴らしいプレーを見せてもらいました。

 この瞬間は「理事長からのメッセージ」にぜひ書き留めたいと思い、昨日ニュースで2度3度見た記憶を引き出しながら、私の思いも交えて書いてみました。「投げる、捕る、打つ、走る」オオタニサン!皆これ、人間業でありません。別世界の人。怪物でした。

 また、大谷さんがらみの、メジャーリーグ・ベースボールを楽しませてください。今日もまた、ありがとうございました。オオタニさん!