7月6日「球宴に菊池雄星投手、ダルビッシュ有投手、大谷翔平DH兼投手 3人、夢のようです」

 マリナーズの菊池雄星投手、パドレスのダルビッシュ有投手、そして連日大活躍の大谷翔平DH兼投手の3人が、現地時間13日にコロラド州デンバーで開催されるメジャーリーグの球宴に出場します。日本時間14日8時30分プレーボール。大谷さんのDH先発は決まりですが、菊池投手、ダルビッシュ投手は何回に出てくるのか、そして大谷さんが投手として出場するのはDHで何回打った後か、その試合はどんな展開になるか、興味津々です。
 オールスターの試合の前に、「4歳か5歳か6歳の男女の子どもを100人ぐらいクワーズ・フィールドに招待し、その子ども達がテー台の上のボールをスタンドにいるお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに向かって打つ」というイベントがあってもいいのでは。楽しい企画だと思いませんか。MLBに提案してみようか。開催場所が、クワーズ・フィールドだから。子どもが打ったボールを付き添いの大人がそのボールを捕ったら、クワーズビールが1杯無料。こんなイベントどうですか。クワーズライトもいいですね。私そのビール大好きです。
 さて本題、菊池雄星投手、以前にも少し書きましたが、埼玉県、所沢の掬水亭で1度、宮崎県の南郷で1度、計2度楽しい会話をさせてもらいました。前者は、少し落ち込んでおられた時にアドバイス、後者は、私の講演を、目の前で、いわゆるかぶりつきで聞いてくれました。その時誰かから、彼は大変な読書家だと聞きました。好青年。私は大好きなタイプ。そのためマリナーズに行かれてからも、ずっと応援しています。マリナーズ移籍後の2年間は、好不調の波が激しく、心配していました。ところが今年は、今日まで6勝3敗防御率3・18と素晴らしい活躍です。
 そもそもシアトルは、私が大好きな街。親友のスコットダグラス先生と、どれほど多くの時間をあのシアトルで過ごしたか。スターバックスの第一号店でのデカッフェ(カフェインのない)コーヒーを飲み、その後海岸方向に出て、アメリカの魚市場を満喫。その後、イチローさんを観に、セーフコフィールドに行く。その席は勿論、ライトの後方外野席です。懐かしいですね。岩隈もそこで投げ、城島は捕手として活躍。岩隈が好投した同じマウンドに今菊池がいます。また、シアトルに行きたいですね。
 オールスター戦に出る菊池雄星投手にアドバイス。この度のクワーズ・フィールドは高地です。ボールは飛びます。平地と10メートルほど飛距離に差が出ます。打者有利です。そこで、あの先輩野茂英雄さんがこの地でノーヒット、ノーランを記録したのを思い出してください。これは、低めの動く速球とワンバウンドになるフォークボールが有効です。真ん中から高めはどんな変化球でもムービングファストボールでも危ないです。ピアッザも同じことを言うでしょう。菊池投手はオールスターでどんな投球をするか見ものです。
 次に、ダルビッシュ投手。お目にかかったことはありませんが、私の書いた「変化球バイブル」を実践してくれています。こんなこと言うとお前生意気とおしかりを受けますが、私1998年10月から2001年12月迄の3年間「吉村式驚異のピッチング上達法」をソフトボールマガジン(ベースボールマガジン発行)で連載しました。加えて、その中に「変化球は70種類以上投げられる」も同時に執筆。これを実践しているのが、ダルビッシュ投手です。ソフトボールと野球と競技種目に違いはありますが、原理原則は同じです。だから彼が見事に投げるあの様々な変化球を見るにつけ私は笑顔になります。世界最高の投手の一人です。オールスターでどれほど素晴らしいピッチングを見せてくれるのか、その日が待ち遠しいです。
 最後は、大谷さん!もう今日は沢山書きません。書くスペースがありません。球宴で投打で二刀流、走者になって盗塁成功なら、三刀流です。でも驚きません。前日のホームラン競争で優勝。合計四刀流。全部やってください。そこまでやったら、どうでしょうアメリカMLBに、大谷さんよ!東京オリンピックに行って、日本のため活躍してください。とでも言ってもらいましょうか。MLBやベースボールを世界に知らしめるために、とでも。
 またまた、大谷さんが絡むと「夢」のような話になります。書いていても楽しいです。