8月26日 全国大会無事終了。選手・引率者・保護者・協会役員・関係者・ボランティアの皆さんのお陰です。私の「挨拶文」を掲載します。

 8月23日に開催した「文部科学大臣杯争奪全国小学生(3・4年生)ティーボール選手権大会」は、多くの役員、関係者のご努力により、無事終了いたしました。改めまして、ご尽力下さいました方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 大会中、コロナ及び熱中症対策には、役員一同細心の注意を払いました。選手の大声での会話は禁止、ソーシャルディスタンスの完全確保、とに角、密にならないように、代表32チームに対して、1チームに大学生と高校生のソフトボール部員一人ずつ計2人が大会中チームに帯同して、コロナ対策を徹底しました。このボランティアの学生と生徒の貢献は極めて大きかったです。大会中選手のキャッチボールの相手などもしてくれました。大会終了後、小学生・保護者達と一緒になって笑顔で写真を撮っているのが印象的でした。

 役員の皆さんの大会運営に関していうと、日本協会派遣審判員が比較的ゆとりを持って試合のジャッジ、大会運営等をおやりくださいました。部員が3位決定戦の審判を務めてくれたのも大きかったです。派遣審判員の方々が、昼の暑い時に十分休みを取れました。また、成績発表や表彰式に関しては、専務理事・常務理事等の方々が、仕事を分け合って、一つ一つ誠実に任務を遂行してくださったのも、大会成功のもう一つの大きな要因でした。

 メインゲートでの健康チェック・検温・消毒等、一人一人健康状態を見届けてくださった係りの役員の先生方には、頭が下がりました。暑い中でのご貢献に感謝ばかりです。一方、球場内でも、4面のグラウンド作りに懸命に働いてくれた部員たち、代表チームの引率者や保護者並びに選手に最高の思い出を残してもらおうという気持ちがそこにありました。それがこの大会を成功裏に終了させた最大の要因であったのです。

 最後に、私事で恐縮ですが、大会中、愛媛県連盟会長の菊池評議員から、「先生!今日の挨拶文のコピーをください!地元に帰ったらこれからの挨拶文の参考にします。」ですって。嬉しいですね。この「理事長からのメッセージ」の下にその原稿を貼り付けます。参考になれば幸いです。今日の「理事長からのメッセージ」は「皆さんへの感謝」です。

ご挨拶

 皆さん!おはようございます。

 本日は、全国各地から、この西武ライオンズが本拠地とするベル―ナドームにお越し下さりありがとうございます。皆さんを、心から歓迎いたします。

 日頃の練習で培われました技術と精神力を最大限発揮して、素晴らしい思い出を作ってくれることを願います。

 さて今日は、ここで、皆さんに3つのお願いと2つの感謝についてお話しします。

 先ず1つ目のお願いは、コロナと熱中症には、最大限の注意を払って下さい。「大会の感染予防ガイドライン」をしっかり守ってください。その手助けを、早稲田大学の学生と高校生のボランティアがします。

 2つ目のお願いは、この大会が終了し、皆さんの学校に戻ったならば、この「文部科学大臣杯争奪の全国大会」に出場した思い出をクラスの友達や担任の先生にしてください。そして、先生に、次のお願いをしてください。「先生!秋の体育の授業では、ティーボールをやりましょう!僕が、私が、指導します。」と。そうです!このティーボールは、小学校の3・4・5・6年生の体育の授業でプレーできるのです。これは文科省で定められていることなのです。プログラム冊子59ページに書いておきました。後で、ご覧ください。

 3つ目は、地域や教育委員会、地元の市長さんにも報告に行ってください。出来れば地元の新聞社にも、お願いします。きっと新聞社は君たちの活躍を記事にしてくれるでしょう!それ程、皆さんが「この場にいること」、この「文部科学大臣杯争奪全国大会」に出場されていることが凄いことなのです。

 次に周りの方々への感謝、これをお話しします。

 一つ目の感謝は、保護者の方々、並びに日頃からご指導くださっているチームの指導者の方々への感謝です。その方々のご努力・ご理解・ご協力なくして、今日の皆さんの全国大会への出場はあり得ません。感謝しましょう。

 二つ目の感謝は、皆さんの前と横におられる方々への感謝です。大会役員の方々、試合では審判をしてくださる方々、ボランティアをしてくださる高校生と大学生の方々、それに、何よりもこの大会を施設・用具・お土産等、様々の方法で協力してくださっている会社関係の皆様への感謝です。感謝しましょう。

 本日、私からは、皆さんへ3つのお願いと2つの感謝の話をして、協会を代表しての挨拶とさせて頂きます。

 皆さんの健闘を祈ります!