8月27日「コンプライアンス委員会の全委員が確定しました 弁護士佐渡島先生の魅力」

 一昨日「役員会」が終わるや否や、私の携帯電話に連絡が入りました。相手は弁護士の佐渡島啓先生からです。ちょうどその日の午後に、先生に留守電を入れていたのです。内容は、「この度、日本ティーボール協会では『コンプライアンス委員会』を立ち上げることとなりました。ついては、先生に弁護士としてその委員会の委員に就任していただけないですか」というもの。先生からの返事は、「OK.快諾」です。何かめちゃくちゃ嬉しくなりました。6月の総会では、第7号議案として、コンプライアンス委員会委員は、中井正勝専務理事、吉永武史常務理事、下澤由起夫理事、町田豊理事、西村文一評議員の5人が決まり、6人目は法律専門家と交渉中ということで、皆さんにご理解と承諾を得ていました。

 盆明けに、日本協会監事で弁護士の岩城栄二先生に電話で相談。「どなたが適任ですか」と岩城先生に質問すると、二つ返事で「『佐渡島啓先生』は如何ですか。もし佐渡島先生がだめなら、僕が引き受けてもいいですよと。」こんな会話をしていたため、盆明けのしかるべき時に、私が佐渡島先生に電話することになっていました。タイミングは役員会の当日、即ち一昨日だったのです。

 佐渡島先生は埼玉総合法律事務所に所属されています。事務所には15人の弁護士の先生がおられ、毎年その事務所から私に新年のあいさつ冊子が送られてきます。2020年1月VOL86の巻頭言は代表弁護士の佐渡島先生です。そして、4ページには先生の今年の目標が掲載されています。「昨年の後半から、母校でもある早稲田大学で非常勤講師を務め、労働法を教えています。(中略)学生達の顔を見ながら講義するのを楽しみにしています」と結んでおられます。

 そんな関係もあり、コロナ前の12月の早稲田大学ソフトボール部納会を、東村山のサンパルネ(全国小学生ティーボール選手権大会の代表者会議を開催しているところ)で開催した折、先生には、弁護士として、また早稲田大学の労働法の先生として参加してもらいました。そしてもう皆さんお分かりですよね。先生はソフトボール部OB、また日本ティーボール協会中級公認指導者資格者としての参加でした。

 佐渡島先生が現役の時は、主将として立派にチームを導いてくれました。また、彼が主将の時、私たちは、1993年11月22日早稲田大学国際会議場で「日本ティーボール協会記者発表会」を挙行したのです。その時のカメラ担当が、何を隠そう「佐渡島キャプテン」だったのです。彼はいい意味で大胆で、海部会長のすぐ前まで行きアップの写真を撮ったり、伊藤久雄東京医大学長や稲尾和久さん、谷澤健一さん、末次義久さん、丸山克俊先生等の貴重な写真をアップで撮りまくった男です。私は学生時代から彼をとても信頼していました。その彼が、28年たった今、この協会にコンプライアンス委員会の委員に戻ってきてくれるなんて、当時の教授・総監督冥利に尽きます。感謝・感謝です。

 そして、私は、その電話で調子に乗って、日本ティーボール協会の「正会員」にもなってくださいよ、とお願いしたら即座に「OK」です。これもまた嬉しい返事。その後、事務所におられた吉永先生、頼住先生に電話を替わり、お互いに挨拶代わりの言葉を掛け合っていただき、ここで最後の「コンプライアンス委員会委員」6名確定です。これで、昨日の朝日新聞の12面、オピニオン&フォーラムに「プロ野球の倫理感覚 あきれる」(76歳)のような投稿が来ることもないでしょう。我々日本ティーボール協会には本当に立派な「コンプライアンス委員会委員」が正式に発足しました。嬉しいです。安心です。誇りに思うメンバーばかりです。どこに出しても自慢できます。でも、この委員会が忙しくならないよう会員の皆さん! 常日頃の行動には、お互い気を付けましょう。宜しくお願い致します。