8月30日「耐えて克つ」の校閲・校正 高校野球 パラリンピック・デフリンピック・スペシャルオリンピックス

 27、28、29日の週末は、「耐えて克つ」の校正で、楽しい時を過ごしました。27日の午前に監修・校閲をお願いしている常務理事の吉永武史先生が、「校閲・校正完了済みの原稿」を事務所まで届けてくださいました。その校閲を見ると物凄く立派で、感動ものです。これほどまでに誠実に文章を読み込んでくださったのかと思うと、感謝しかありません。

 そんなことで、その金曜日の夜から、先生が「赤」を入れてくださったところの確認作業を開始。28,29日もその作業で有意義な時間を過ごしました。吉永先生の「赤」のところを、私がすでに「赤」入れていた原稿に、加えて行くという作業です。ほとんどのページが「赤」「赤」「赤」で埋まりました。これは、印刷所の人もこの修正に関しては、かなり時間かかるぞと考えながらの作業。先の役員会で啖呵を切りました。来月9月の中旬頃には、書籍として完成させたいと、これが可能になりそうです。

 そのような理由で、この週末は、高校野球もパラリンピックもほとんどテレビで見ませんでした。ですから今日は新聞を読んでの感想です。今日のスポーツ新聞の一面トップは、高校野球の決勝戦。智弁和歌山対智弁学園の兄弟校対決。結果は智弁和歌山が9対2で勝利。

 昨夜、京都の兄に幼稚園・保育園の件で電話をしました。そこで要件を話終えた後、兄から「今日の高校野球の決勝を見たか」と質問され、「ゴメン全く見ていなかった」と返事したら、兄からは次にような解説。「準優勝した智弁学園の西村王雅投手は、うちの幼稚園の近くで生まれ育ち、中学は東宇治中学、お父さんは平安の野球部出身」と。彼の自宅から平安高校まで近鉄で通学すると35分ぐらい。乗車時間は20分。それなのに何故か平安高校に行かずに、奈良の智弁学園での全寮生活。「残念!」彼がお父さんと同じ平安高校に来てくれていたら、この夏はどれほど楽しい高校野球を堪能できたか。最近は、京都の野球のいい選手は、奈良に福井に大阪へと進学します。京都を愛する人間としては、とても残念です。元巨人の内海投手は、京都から福井の敦賀気比に行きました。このような選手が増えています。時代ですかね。

 この週末パラリンピックもほとんど見ませんでした。ただテレビや新聞のニュースはしっかり見ています。選手一人ひとりの活躍の裏にある努力・闘争心・反骨精神・チャレンジ精神等に本当に心を打たれます。そして、そこでもう一つ深く、強く思うことは、周りの方々即ち母親・父親・兄弟姉妹・友人・コーチ・ライバル・協会関係者等その全ての方々の応援、理解、協力の凄さです。また、その人たちの「絆」の強さ・深さです。想像を絶するものです。一人一人に見事な歴史があります。ストーリーがあります。我々はそれを知ることが良い勉強になります。

 昨夜、池上彰さんが出ているテレビ番組がありました。そこでは、パラリンピック以外にデフリンピックやスペシャルオリンピックも忘れないでね、というメッセージ。我が意を得たりです。全く同感です。この三つの世界的な障がい者大会は、私は均等に世界中に広めて行くべきだと思っています。今後、パラリンピックと同様、デフリンピックとスペシャルオリンピックも注目してください。宜しくお願い致します。

 今日のマンデイモーニング・クオーターバックは、金・土・日の仕事内容の説明と高校野球とパラリンピックからの感想でした。